2011年10月17日月曜日

秋のきのこパラダイス1~

先週の週末は、きのこを探しに行ってました。
昨年何気なく訪れた場所できのこが、沢山あり。。。
今にして思えばあの食べれるきのこや美味しいあのきのこだったんだな。。。
と思い行きたかった某所に出掛けてきました。

ここで昨年見た食べれるきのこは、ヤマドリタケモドキ、チチアワタケ、アカヤマドリ、アンズタケ、マイタケなんですが。。。
当時は、マイタケ以外何だか怪しいきのこだなって思っていました。
今なら逃さないで食べるのにと思いながら現地に出発です。
地道で約2時間の道程で到着~
周辺の駐車場に停めて探索開始です。

昨年は、もっと多数のきのこが見れたのですが。。。
種類も数も少なめでした。
どうやら下の草を刈ったのが原因のようです。
うーむ、残念。

しかし、近所の公園と比べればパラダイスです。
多数のきのこに出会いました。

今回の探索第一号のきのこは、これです。
カキシメジ(毒)です。


見るからに美味しそうなこのきのこ~
ですから中毒原因でも上位に来ています。
まだまだきのこの俗説となる「色が地味なきのこは食べられる」を信じてる人がいるのでしょうね。
こんな事実は、まったくの出鱈目なのでご注意下さいね。

今回の収獲は、ムラサキシメジとカワリハツです。

ムラサキシメジは、名前の通り紫色のきのこです。


これは、普通食べようと思わないですよね。
でも変わった色だから初心者にも見分け易いきのこと言えます。
しかしまったくの初心者には、難しいだろうと思います。
このきのこは、シメジの仲間ですが。。。
別の仲間で紫のきのこは、多数あります。
シメジであるかそれ以外かを区別出来て初めてこのきのこを安全に食べられると思います。

このきのこに類似した毒種類としてウスムラサキシメジ(毒)があります。
確実に区別する必要があります。
まあ色が、薄く白っぽい感じなので。。。
ムラサキシメジが老菌になって白っぽくなってないと色で区別も容易なので心配ないでしょう。

でも私はきのこ初心者なのでこれで安心と言う訳では、ないかも知れません。
野生きのこを食べてみようと言う方は、是非自分で勉強しましょう。
間違えば死にますので。。。命をそんなに簡単に人に預けたくないでしょう~笑

続いてカワリハツです。


このきのこも名前からしてイメージが、湧くでしょうか?
何が変わるの?って事ですが。。。
きのこの傘の色です。
図鑑によるとオリーブ色、紫色、黄色などいろいろな色が単色や混ざった色の場合もあります。
これは難解ですね。
私は、この中で紫色の物のみなら食べられるのでは?と常々考えていました。
それは、何故かと言うと。。。
このきのこは、ベニタケと言うきのこの仲間なのですが。。。
その仲間の紫のきのこに猛毒の物が無い事が1番の理由です。
またベニタケの紫のきのこは、食べられる物が多いようだったので。。。
仮に間違えて別のきのこを食べてもダメージは、少ないと考えたからです。

結果としては、間違い無くカワリハツだっただろうと今確信しておりますけどね。(笑)

野生きのこを食べる時には、中毒を起こした時に何を食べたか解らないと治療にも時間が掛かる事もあり。。。
一部を残す必要があります。
初めてなら5cmくらいのきのこなら半分食べて半分残す感じですかね。
きのこ中毒も貴重なデータですから皆さんに活用してもらうためには、こう言う事も重要だと思います。

私の今回の収獲は、ムラサキシメジ2本とカワリハツ1本だったので。。。
ムラサキシメジ1本とカワリハツ半分を吸い物にしてみました。
だしは、昆布のみできのこのだしを楽しみます。
味付けも薄口醤油のみにしました。


葱を少々入れたその吸い物は、かなりの出来栄えで野生きのこの素晴らしさを再認識しました。

食べてみるとムラサキシメジは、しゃっきりした歯ごたえもあり味も良いきのこです。
色が、紫ですけど。。。気にならなければ万能な調理にむくと思います。
カワリハツは、シメジに比べると歯ごたえがぼそぼそした感じですが。。。
噛んだ時にでるエキスは、最高です。
良いだしが出ると本に紹介されていましたが。。。まさしくです。
個人的には、カワリハツが気に入りました。
ただカワリハツは、調理方法を選びそうです。
肉質がぼそぼそなので煮る料理が、無難かも知れないですね。

2 件のコメント:

けこちゃん さんのコメント...

こんばんは(^^)

きのこまつりですね~
色の地味なきのこは食べられるって話は信じてましたね(^^;) うそだったんですね~怖い怖い

なるほど!食べたきのこは全部食さず取っとくんですね~わからないと治療できないですもんね~見分け難しいですね

Unknown さんのコメント...

>けこちゃんさん
こんにちわ。

そうなんですよ~

この他にも虫が食べてるきのこは、食べれるとか。。。
塩漬けすれば食べれるなどいろいろな迷信がありますよ。

野生のきのこは、見た目があるきのこと同じでも別の種類である可能性もありますので。。。
食べる時にも慎重に半分残すのがベストですね。

そうなんですよ~
見分け難しいですよ。
肉眼では、無理な種類もあるので。。。
これは、最初から食べる目的から除外しています。