2012年12月26日水曜日

今年もあと少しとなりましたね

12月は、いろいろと忙しいですね。
キノコ探索には、一度も行けなかったです。

さてクリスマスも終わり年末がやってこようとしています。

私はと言いますと。。。
年賀状が終わり残すところ大掃除のみとなりました。

いつもキノコばかりなのでちょっと別の話題もって事で。。。
先日食べた香川の讃岐うどん店です。
実は、9月に参加したマラソンの帰りにも讃岐うどんを食べたのですが。。。
ちょっと外してしまいました。
もちろん行きたい店は、事前にチェックしていたのですが。。。
その1店の営業時間が、変わっていて他をネットで調べて行ったら。。。
かなりの外れを引いてしまいました。
最近は、都会に讃岐うどんの支店が出来たりしてそれなりに美味しいうどんが食べれたりしますよね。
この日も帰って食べたうどん棒のうどんが、一番美味しかったです。
ある意味かなりのがっかりでした。

そのミスを繰り返さないためにもと。。。
以前もらった讃岐うどんのパンフを探して見つけました。
その内容は、うどん店主が、自店意外で美味しいと思ううどん店は?で集計した情報で。。。
うどん店は、ものすごく多くそれなりに選択が難しいのでかなり助かる情報です。
このパンフは、個人的に永久保存資料としてあります~

さて話は、12月のうどん店です。
出発前から入念に検討した結果。
かなり人気店ですが、なかむら、長田 in 香の香の2店に行く事にしました。
店の広さなどからなかむらに開店と同時に行き次いで長田に行きました。
なかむらは、讃岐うどん店の中でもかなり有名なお店でお弟子さんの店も数店あるようです。
その1店も一度訪れた事があり美味しかったのでこの店に決めました。
お店では、オープン前なのに行列です。
それでも15分くらいで麺を買う場所まで行けたので良かったです。
注文したのは、釜玉とかけうどんです。


ここのうどんは、かなり美味しいですね。
釜玉とかけうどんのどちらにも良い麺で外れなしメニューのようです。
まだ10店くらいしか食べに来てないですけど。。。
今までで一番美味しかったです。
食後は、長田 in 香の香に突撃しました。
こちらは、比較的大きな駐車場もあり朝なので行列もないだろうとむかしました。
店内は、麺を注文するまで5分程度並びましたがそれだけです。
ここでは、釜あげ、ひやしを注文しました。


麺をもらうと席に座り自分でつゆを入れて食べます。
ここもかなり美味しいです。
麺は、なかむらと比べても好みでどちらになるかと言う感じがします。
私は、なかむら派ですけどね。
この店のつゆは、独特の香りがありまさに店名通りですね。
とても美味しいだしでした。
この周辺を食べ歩く讃岐うどん初心者の方には、おすすめの2店かなと思います。
機会があったら食べに行ってみて下さいね。

少し早いですが年末の挨拶をしておきます。
皆様、本年もお世話になりました。
よい年をお迎え下さい。

2012年12月8日土曜日

11月も終わりとなりましたね2

前回に続き11月の収獲です。

前回探索に行った時にキノコの玉子のような物を発見していたので確認に行ってみました。
すると、やはりキノコが生えていました。
そのキノコは、スッポンタケと言います。

スッポンタケ

私のブログでは、アカダマキヌガサダケを紹介していますが。。。
そのキノコのアミアミマントを除けたようなキノコです。
こちらもキヌガサダケ同様に中華食材として食べられているようです。
ある本には、先端のグレバを洗い落として調理と書いてあったのですが。。。
この先端は、ハエを寄せて種子を広めてもらう役割ですから臭いのです。
ちょっとくらい洗ったくらいで匂いは、消えないと思います。
その後持ち歩く事を考えて先端は、現地で処分して棒の部分のみ収獲しました。
しかしこれでも帰りまでずっとハエが、周辺を飛んでいました。

更に探索を続けるとやっと見つける事が出来た冬の代表キノコ~
これが食べてみたかったのです。
そうです~エノキタケです。

エノキタケ

野生キノコと栽培キノコの味の違いが、とても大きく別物と言われていましたので。。。
是非食べてみたいキノコでしたが。。。
まさしく別物の味でした。
私が、今まで収獲したキノコの中でホンシメジに次いで第2位の味わいでした。
これを超えるキノコが、他にあるだろうか?そう思える美味しさでした。

その後もハイイロシメジを発見して収獲しました。

ハイイロシエジ

ハイイロシメジは、シロノハイイロシメジと同じような形をしていますが傘表面がやや灰色をしています。
本によると食べ過ぎると中毒するなどと書かれていたりします。
リスクのあるキノコですので食べてみようと思われる方は、自己判断でチャレンジしてみて下さいね。
そんな訳で。。。ここは、用心して小ぶりな固体を5本収獲して帰りました。
もちろん何日かに分けて食べます。

更に更にホコリタケの仲間のキツネノチャブクロを発見です。
幼菌で内部が、白い物のみ食用となるようで。。。
弾力のある固体を中心に収獲しました。

そして待ちに待った発見です~

ムラサキシメジの菌輪

この時期の最大のターゲット?かも知れないムラサキシメジの菌輪に出会いました。
見た感じ傘も綺麗ですが、既に虫の餌となっていました。
それでも柄を折り傘を4つ程度に割り虫を取り出して持ち帰りました。

その後切り株でクリタケ発見です。
少し育ちすぎている感じもしましたが少し収獲して帰る事にしました。

それなりの収獲で満足な結果となりました。

上からハイイロシメジ、キツネノチャブクロ、ムラサキシメジ、シュタケ、エノキタケ、ハタケシメジ

クリタケ、スッポンタケ

調理はと言いますと。。。

ハイイロシメジとキツネノチャブクロとムラサキシメジの焼き物 塩と醤油の付け焼きで~

ムラサキシメジとクリタケとエノキタケの鍋

スッポンタケは、一度茹でて干してからスープの具にしたりするそうですが。。。
まずは、生のままお吸い物の具にしてみました。
特に味が出る事は、ないですが具のアクセントとして食感も良いので収獲出来たら干して保存しておきたい品だと思います。

エノキタケは、鍋とお吸い物にしましたが。。。
これは、だしも出るし食感も最高でした。
沢山収獲出来たらおろし和えにしてみたいけど。。。
まだ大量収獲は、出来てないんですよね~
冬に頑張るぞ~

ハイイロシメジは、シロノハイイロシメジ同様に粉臭があり一度茹でてから調理する事にしました。
塩焼きと醤油の付け焼きにしましたが。。。
やはり塩焼きは、匂いが気になります。
醤油の付け焼きは、なかなかいけます。
シロノハイイロシメジ同様濃い味付けが、基本なようです。

キツネノチャブクロは、さっと茹でて表面の皮をむいて下準備します。
その後半分に切り内部が、白い事を確認して食べる事にしました。
こちらも塩焼きと醤油の付け焼きにしましたが、ふわっとしたはんぺん風な食感で香りもおだやかなので食べやすいです。
汁の具にも良いと思います。
串に刺しておでんに入れてみると美味しいかもしれないですね。
来年チャレンジしてみたいなと思います。

ムラサキシメジは、昨年も収獲して食べましたが。。。
ハイイロシメジとキツネノチャブクロと同じように焼いて食べましたが。。。
食べ比べると一段上の味であると認識させられました。

クリタケは、柄が固く大きな固体では捨てた方が良いようです。
私は、炒め物と鍋に入れてみましたが。。。
クリタケは、癖のある香りは無いですが。。。
特別旨味の出るキノコでもないようです。
濃い味付けの炒め物が、美味しいように思います。



現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケ、アンズタケ、ベニウスタケ、ホオベニシロアシイグチ、
マツオウジ、ヤマドリタケモドキ、チチアワタケ、ナラタケモドキ、ムラサキアブラシメジ、
ツエタケ、オオキツネタケ、ヒイロガサ、ウラベニホテイシメジ、クロラッパタケ、
ヌメリスギタケ、フウセンタケモドキ、シロノハイイロシメジ、モエギタケ、スッポンタケ
エノキタケ、ハイイロシメジ、キツネノチャブクロ、クリタケです。
現在29種類です。
またまた目標達成っていうか30まであと少し~
いけるかも~頑張ってみよう。

2012年11月30日金曜日

11月も終わりとなりましたね1

寒い日が続いておりますね。
ニュースによるとノロが流行っている地域もあるとか。。。
マスクやうがいなど普段から注意して行動しないとなって思いますよね。

皆様あと今年もあと1ヶ月となりましたが、元気におすごしでしょうか?

今年も年賀状と大掃除の時期が、やってきましたね。

さてキノコは、と言いますと。。。
キノコ人なネットの住民の声はと言うと大半が、山に行かないでイベントなどで盛り上がっておられるようです。
まあこれだけ寒いとね。
しかも雪の地域もありますからね。
それでも雪の中キノコ狩をされている方がいたようです。
ひぇ~つわものだなって思いましたけど。。。
ふつふつと負けてられないと思えて頑張って探索しておりました。

そんな探索で発見したのが、シロノハイイロシメジ、カノシタ、モエギタケ、ナラタケ、ハタケシメジです。

上からシロノハイイロシメジ、カノシタ、モエギタケ、ナラタケ、ハタケシメジ

量は、少ないですがそれなりに納得出来る収獲となりました。

シロノハイイロシメジは、本によると注意キノコとなっています。

この形と全体が白いのがこのキノコの特徴です

食べる食べないは、自己判断となります。

少し古い本には、粉臭があるが実は緻密で味も良いと書いてあります。
確かに匂いを嗅ぐと粉臭のように感じます。
しかもなかなか強いです。
これは、調理する前に一度茹でてからが良いように思います。

カノシタ、ナラタケ、ハタケシメジは、何度も食べている美味しいキノコたちです。

そしてモエギタケです。

傘の緑のキノコって少ないんですよ~これも探せば比較的見つかりやすいキノコです

これも初キノコとして収獲してきました。
本によると食毒不明と書いてある物もありますが、食と書いてある本もあります。
モエキタケは、属を代表するキノコなんですが。。。
仲間には、サケツバタケがいます。
このキノコも5月頃にかなり楽しませてもらったキノコですから。。。
やや期待が、出来そうに思います。
モエギタケも本によると一度茹でてと書いてあったのでそのように調理してみました。

シロノハイイロシメジと共に茹でた後に焼いて食べてみました。
塩焼きと醤油の付け焼きにしましたが、シロノハイイロシメジが茹でても粉臭が残り塩焼きで気になりましたが。。。
醤油の付け焼きでは、あまり気にならないで美味しく頂けました。
モエギタケは、塩焼きでも問題なかったのでお吸い物や鍋など万能に使えそうなキノコです。
シロノハイイロシメジは、濃い味付けで食べるのがベストなようです。

秋鮭の柚庵焼き、モエギタケとシロノハイイロシメジとヌメリスギタケとハタケシメジの焼き物



現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケ、アンズタケ、ベニウスタケ、ホオベニシロアシイグチ、
マツオウジ、ヤマドリタケモドキ、チチアワタケ、ナラタケモドキ、ムラサキアブラシメジ、
ツエタケ、オオキツネタケ、ヒイロガサ、ウラベニホテイシメジ、クロラッパタケ、
ヌメリスギタケ、フウセンタケモドキ、シロノハイイロシメジ、モエギタケです。
現在24種類です。
順調に目標達成にむけ進んでおります~

2012年11月16日金曜日

もうきのこシーズンも終わりかも~

さて11月に入り寒さも冬じゃないかと思う日があったりしますよね。

それでも負けないで探索に行っております。
こりゃ~もうきのこバカだなって自分でも思うが。。。
ここまで来るとかなりのキノコが同定出来るようになってきて面白さも出てきています。
また美味しいキノコの大量発生に出会えた時の喜びは、何とも言えません。

この気候が原因なのか、秋のキノコの姿を殆ど見ないで冬到来となっています。

残り少ないシーズンを楽しむためにも頑張って探索しておりますと。。。
月頭から新キノコ発見です~。

普段探索するポイントの入り口の倒木に見慣れないキノコを発見です。
や、や、これは、間違いなくスギタケの仲間だ~。
私の探索するフィールドは、整備が行き届いていて倒木が直ぐに撤去されて薪にされているようです。
ですから木から生えるキノコが、あまり見れません。
正直このフィールドで木から生えるキノコに出会うとは、思っていませんでした。
これも日々のキノコ探索へのキノコ神の施しだろうか。。。
それとも初詣のキノコ神社のご利益だろうか。。。
とにかく嬉しい誤算で収獲です。
現地では、簡単に同定してヌメリスギタケとしました。
美味しいキノコですから大きいのを中心に収獲しました。
茶色で傘も柄もささくれがあるのが、スギタケの特徴なんで簡単に判断出来ました。
スギタケと聞くとキノコを知らない方なら???となりますが。。。
このキノコの仲間で有名なキノコは、なんとナメコなんです。
思わずやったーと声の出る獲物となりました。(ニヤリ)
スギタケの種類を同定するには、傘と柄のヌメリとささくれの状態などで判断します。

ヌメリスギタケは、傘と柄共にヌメリがあります。

美味しいキノコに出会い気を良くしたまんぷくは、更に探索を続け。。。
またまた新しいキノコを発見です。
それは、フウセンタケの仲間。。。
うーむ、この仲間は、同定が難しい。。。
柄の頂部がやや紫色でその他は、茶色の繊維状の縦線風の柄といった感じです。
フウセンタケ特有の根元が膨らんでいます。
この紫色を少し帯びたキノコなんですが。。。
フウセンタケの仲間には、結構沢山あります。
これを判断するのは、なかなか難しいように思います。
傘の雰囲気と柄の形の色からフウセンタケモドキであろうと思えた。
判断ミスした場合は、カワムラフウセンタケで落ち着いた。
この2つを区別するには、色に注目するのが、良さそうです。
ある図鑑には、古くなるとフウセンタケモドキの柄の中心の肉は、黄褐色になると言う。
半分に割ってみたところやや褐色に見えたのでフウセンタケモドキとした。



その他にもシロカノシタ、ナラタケなどを収獲して帰ってきました。

上から時計周りでフウセンタケモドキ、ヌメリスギタケ、ナラタケ、
シロカノシタ、同定出来なかったシメジの仲間

これらのキノコを調理します。
ヌメリスギタケは、本によるとナメコより旨いと書いてあるのもありました。
ナメコの仲間ですからもちろん汁の具と言う事で鍋にしました。
ナラタケとヌメリスギタケのキノコ鍋です。


ここで黒豚ちゃんをしゃぶしゃぶしちゃって食べました。
この後ビールを一口飲めば、秋の恵み最高ってって思えました。

フウセンタケモドキは、焼いて食べてみましたが。。。
普通に美味しいキノコでした。
これならまた食べようと思います。


現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケ、アンズタケ、ベニウスタケ、ホオベニシロアシイグチ、
マツオウジ、ヤマドリタケモドキ、チチアワタケ、ナラタケモドキ、ムラサキアブラシメジ、
ツエタケ、オオキツネタケ、ヒイロガサ、ウラベニホテイシメジ、クロラッパタケ、
ヌメリスギタケ、フウセンタケモドキです。
現在22種類です。
順調に目標達成にむけ進んでおります~

2012年10月26日金曜日

10月の収獲~&祝目標達成~

さて10月も終わりが近くなってきていますね。

本来なら9~10月ごろになると秋のキノコが、多数出るはずなのですが。。。
今年は、変なようです。

夏のキノコが、終わってからキノコが少ないように思います。
とは言え探索には、出掛けておりました。
最初の週末は、夏のキノコが終わったようで収獲なしでした。
2週目には、やっと少しキノコを見つける事が出来ました。
収獲物は、アンズタケ、ムラサキアブラシメジモドキ、ウスヒラタケ、ツエタケです。

左からアンズタケ、ムラサキアブラシメジモドキ、ウスヒラタケ

ツエタケ

アンズタケは、夏のキノコで今年最後の味かと収獲してきました。

ムラサキアブラシメジモドキは、名前はシメジなんですがフウセンタケ科のキノコです。
傘も柄もぬめりがあり傘の」中心は、やや茶色になります。
ムラサキの色が抜けた固体では、全体的に茶色に見える物もあるようです。
フウセンタケ科は、キノコの仲間で一番の大家族なんですが。。。
日本の図鑑では、あまり紹介している種類が少なく同定の難しい種類となります。
とは言えこのキノコは、特異な色ですから何とか見分けも付きました。
全体にぬめりのあるキノコですからナメコのように汁物がおすすめだと思います。

フウセンタケの名前の由来は、柄の根元が球根のように膨らんだ状態を指すようです。
しかし仲間には、根元が膨らまない種類も多数あります。
フウセンタケ科が詳しく解説された本が、欲しいところですが。。。
まだまだ難しいようです。

そろそろ洋書に手を出すしかないかなと思っています。
外国では、フウセンタケやシメジなどのようにそれだけの専門書があります。
これが必要なところまで来たのですから。。。
ある意味2年程度でここまで辿り着いた私の食い意地は、凄いパワーだなと関心してしまいます。

ウスヒラタケは、小ぶりな状態でしたが収獲物も少なかったので少し頂いてきました。

ツエタケは、写真の通り地中に大きな根のような先になっています。
これは、掘り出してみないと解りません。
食べる時には、別の種類と間違わないために掘り起して確認しています。
あまり群生していないようなので雑多なキノコとなると思いますが。。。
癖も無く比較的万能なキノコとして食べれそうです。

収獲量も少なかったのでお吸い物の具にしてみました。
ムラサキアブラシメジモドキは、全体にぬめりがあり口当たりもナメコ風です。
ただしやや弱い苦味を感じる固体もあるようです。
気になる程度では、ないでしょうが。。。
お吸い物より味噌汁など味の強い物の方が、おすすめかも知れないですね。

ツエタケは、お吸い物で美味しく頂けましたので比較的万能に調理可能だと思います。

3週目もキノコは、少ないものの。。。
運良く良いキノコを発見出来ました。
収獲物は、オオキツネタケ、ムラサキアブラシメジモドキ、ヒイロガサ、ウラベニホテイシメジ、ハナビラニカワタケ、
ナラタケモドキ、クロラッパタケです。

左上の赤茶色のがオオキツネタケ、ムラサキアブラシメジモドキ、ヒイロガサ、
ウラベニホテイシメジ、ハナビラニカワタケ、ナラタケモドキ、クロラッパタケ

オオキツネタケは、キツネタケ属のキノコで道端に普通に見かける事が多いキノコです。
柄が強靭な感じでひだに厚みがあり柄の上の方は、粉状もしくは線のように見えます。
オオキツネタケは、柄の根元に紫青色の菌糸があるため部分的にこのような色に見えます。
あまり食べないキノコのようです。
柄が硬そうだったので炒め物にしてみました。
それでも硬くやや食べにくい感じのキノコでした。
傘は、そこそこ食べれましたけど。。。
美味しいと言う事もないので次は、収獲しないかな~

ヒイロガサは、ヌメリガサ科のキノコで全体にぬめりのある種類が多いようです。
この種は、日本の図鑑で食となっていますが。。。
外国の書籍では、毒となっているようです。
但し外国の種類と同じ種類かは、必ずしも定かではないと思います。

この種類も類似種の多いキノコですから。。。
確実に同定出来ないなら食べない方が良いと思います。

ウラベニホテイシメジは、イッポンシメジ科のキノコです。
この科には、キノコ中毒の原因キノコで間違い安いようです。
見た目は絵合わせだけで判断するのは、かなり危険なキノコです。
この原因キノコは、クサウラベニタケと言いますが。。。
類似種が多く本来は、数種類の種を混同している可能性もあるのかなと思っています。
ウラベニホテイシメジは、傘表面に白い粉状の物が多い部分的に指で押したような部分に白い粉状のような物がないようです。
但しこの粉状の物も雨などで流れて見えにくい場合もあります。
このような固体には、手を出さない方が無難でしょう。
また非吸水性である事も確認するのが、良いでしょう。
柄は、下に太まり棍棒のような形をしています。
表面は、縦のしわがあります。
押した感じは、しっかりしています。
こんな特徴を全て備えていれば問題ないかと思います。

また合わせてクサウラベニタケの特徴にも当てはめて同定する必要があります。
それで違うと解れば食べてみるのも良いかと思います。

ただこの違いを同定するのは、かなりの固体を見て精度を上げてからが無難だと思いますが。。。
是非チャレンジしてみて下さいね。
比較的大きなキノコですし万能に調理出来ると思いますよ。

ハナビラニカワタケは、シロキクラゲの仲間で柔らかく癖もありません。
やや珍しいキノコのようですが、1本の木から4株出ていたので2株採集させてもらいました。

ナラタケモドキは、先月も採集していて美味しいキノコです。
時期的にもう終わりなかと思います。
続いてナラタケを狙っています。

クロラッパタケは、黒いトランペット形のキノコです。
こちらも西洋で好んで食べられているようです。
見た目黒い事もありあまり食欲が進まないかも知れませんが。。。
しゃっきりしていてかなり美味しいキノコです。
ラッパ状なのですが、半分に裂いて洗うと良いです。
根元に砂な小石を含んでいますからね。
手間ですが、これで美味しく食べれますよ。


ハナビラニカワタケとクロラッパタケとヒイロガサをさっと茹でて酢の物にしてみました。
この3種類は、どれもが癖も無く食感も違い取り合わせも良かったです。
おすすめの調理法ですよ。

オオキツネタケとウラベニホテイシメジは、炒め物にしてみました。
オオキツネタケは、柄が硬くもっと火を通す調理が良いようです。
てんぷらが良いのかな~
ウラベニホテイシメジは、本によるとやや苦味があると書いてありましたが。。。
そのまま炒めても問題ない味でした。
これは、また見つけたら収獲したいなと思うキノコです。


現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケ、アンズタケ、ベニウスタケ、ホオベニシロアシイグチ、
マツオウジ、ヤマドリタケモドキ、チチアワタケ、ナラタケモドキ、ムラサキアブラシメジモドキ、
ツエタケ、オオキツネタケ、ヒイロガサ、ウラベニホテイシメジ、クロラッパタケです。
20種類食べたど~(笑
早くも目標クリアとなりました。
次は、どうしよう。。。
時期的にも流石にあと10種増えると無理そうなので。。。25種類を目標に頑張ります。

2012年9月29日土曜日

9月の収獲~

気が付けば9月も終わりが近くなってきていますね。

今月の私はと言うと高知にマラソンに行ったりキノコ探索に行ったりとバタバタとすごしておりました。

先週末の収獲です。
今年チチタケを見つけた場所を再度訪れるとまたまたチチタケを発見です~
うーむ、今年はここで20本くらい収獲しているでしょうか。。。
かなり楽しませてもらったキノコです。

これは、これで嬉しいのですが。。。
周辺をじっくり探索すると小ぶりなキノコが倒れておりました。
良く見ると。。。
あ、あっ、これだよ~探してたのは~
そう、私が食べたいと思いキノコ狩に夢中になったポルチーニの仲間、ヤマドリタケモドキです。
今年も何度か見ていたのですが、虫に喰い散らかされた固体ばかりでなかなか食べれるキノコに出会わなかったのですが。。。
ついに発見です。
かなり小さなそのキノコは、誰かに蹴り飛ばされたのでしょうか。。。
キノコにも自然界では、大きな役目があるのですから。。。
意味無く蹴り飛ばしたりするのは、やめて欲しいものです。

とは言え蹴り飛ばされた新鮮なキノコを発見したのですから。。。
持ち帰って食べる事にしました。
適度に収獲した事もありさっさと帰る事にしました。

土曜日の収獲

続いて翌日は、別のフィールドに探索に行きましたが。。。
こちらでもヤマドリタケモドキを発見です。
こちらは、大きな固体で食べ応えもあり満足する収獲となりました。

更にナラタケモドキとチチアワタケと言うキノコを収獲しました。

日曜の収獲

一度に新しいキノコ3種獲得となりました。
ヤマドリタケモドキ

ヤマドリタケモドキは、イグチ科のキノコで傘の裏がスポンジのような小さな穴の開いたようなのが詰まってる感じです。
ヤマドリタケモドキの特徴は、柄が白~薄い茶色の地に茶色の網目が全体を覆います。
ころんとした大きなシルエットでこのような特徴のキノコは、無いと思うので安心して食べれると思います。
類似したキノコには、ヤマドリタケ(柄の上半分にしか網目が無い)、ドクヤマドリ(柄に網目が無い)があります。
ドクヤマドリは、中るので注意が必要ですね。

チチアワタケ

続いてチチアワタケですが、こちらもイグチ科のキノコで幼ない時に傘裏から乳液のような汁が出ます。
乳液は、確認出来ないケースもあり外見のみではヌメリイグチにも似て見えます。
ヌメリイグチも食べれるので特に問題ないと思いますが。。。
どちらも傘表面の皮を剥いで食べるようにした方が良いようです。

ナラタケモドキ

更にナラタケモドキです。
このキノコは、ナラタケに似ていて違いは、柄の上部につばという鉢巻のようなのがある(ナラタケ)かどうかです。
ナラタケモドキは、時期的にナラタケより早く生えるようです。
今回は、多数のナラタケモドキを見つける事が出来ました。

これらのキノコを調理してみました。


ヤマドリタケモドキは、さっと茹でてチチアワタケと共に大根おろし和えにしてみました。
大根おろしの風味でキノコの風味があまり目立たない状態になりあまりおすすめ出来ない調理となりました。
またホイル焼きでも味わいました。
ヤマドリタケモドキのホイル焼きは、かなりの旨さでした。
ホイルを開けた時の香りは、なんとも言えない良い香りがしました。
またこってりした濃厚な味で調理方法も洋風のソースに使うと一番良いかと思います。

チチアワタケは、大根おろし和えの他に塩焼きやお吸い物の具にしました。
特別美味しいイグチでは、無いですが癖も無く普通に美味しく頂けます。

ナラタケモドキは、お吸い物の具にしました。


味もナラタケに似ているようで煮るとぬめりが出てとても良いだしが出ます。
チチタケとは、また違う旨味がありこれまた美味しいキノコでした。

ナラタケモドキは、沢山食べると消化不良を起こすそうなので食べられる時にはご注意下さいね。


現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケ、アンズタケ、ベニウスタケ、ホオベニシロアシイグチ、
マツオウジ、ヤマドリタケモドキ、チチアワタケ、ナラタケモドキです。
現在14種類です。
20種類までがんばるぞ~

2012年9月19日水曜日

8月の収獲~

8月は、雨が少なくきのこの無い日が続いていたようです。
沢山見れてくるとあちこちでキノコのブログなどが更新されるのですが。。。
全然更新が無くコンディションは、最悪だったようです。
そんな状態ですから山に行く気も少し落ちていたし花火や祭りに行く事もあり予定も満載だったので。。。
探索したのは、たった1日でした。
その日は、前日に少し雨が降り行くなら今日しか無いと出掛けてみました。
少し歩いてまずは、チチタケポイントを覗いてみると。。。
あっあった~
小さいですけど3本ほど綺麗なチチタケ発見です。
もちろん収獲~またチタケうどん食べれるよ~やったー。

更に探索してアラゲキクラゲを少し収獲して帰り際に時間があったので。。。
少し脇道を探してみると。。。
あっマツオウジ発見~
マツオウジは、こちらでは5月頃から観察出来るのですが。。。
8月に収獲出来るとは、ラッキーでした。
名前の通り松の木から生えるようです。
色もやや黄色っぽい白だったりオレンジっぽい褐色だったりします。
また苦味のある固体もあるようなので食べる前に生で少し齧ってみるのが重要なようです。
苦い場合は、湯でてから調理すると大丈夫なようです。

ちょっと昔なら木から生えた大きなマツタケ発見なんて地方新聞の記事もあったりしたようです。
もちろん食べれるきのこですから収獲です。


キノコの少ない中なんとか収獲物もありホクホク顔で帰ってきました。

調理はと言うとマツオウジは、初めてのキノコなのでシンプルに焼いて見る事にしました。


マツオウジの傘を生ベーコンで巻いて焼いてみました。
キノコの味を比較するために別のキノコの焼き物としてもち豚のエノキ巻きカレー味と
エリンギと黒毛和牛の串焼きも作ってみました。
マツオウジの味は、しっかり弾力のある肉で癖もあまりないようで食べやすいです。
比較的大きなキノコなので来年は、どっさり収獲してみたいなと思います。

現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケ、アンズタケ、ベニウスタケ、ホオベニシロアシイグチ、
マツオウジです。
現在11種類です。
20種類までがんばるぞ~

2012年9月9日日曜日

もう9月ですね~

大阪の8月は、雨があまり無くキノコの発生も少ないようでした。
私が8月に探索に行ったのは、1度だけでした。
それなりに収獲は、ありましたけどね。
それは、また別のブログでと言う事で。。。
今回は、夏に遊んだ日記です。

8月が終わり振り返ると。。。
それなりに夏を満喫しておりました。
花火大会に3度、海水浴に1度、水族館に2度遊びに行きました。
やっぱり夏は、夏らしい事もしたいですよね(笑)

今年の夏は、節電が大きく話題になりましたね。
一番暑い時間帯であるお昼の消費電力を少なくするために公共施設を無料で公開するなどして行政も頑張っていたように思います。

その取り組みで一番驚いたのは、水族館に行った時でした。
神戸の須磨水族館に行くとクールスポットなる看板がありました。
クールスポット?と思いその看板を出しているお姉さんに聞いてみると。。。
一度入場券を購入すると夏の間何度でも入場出来るとの事でした。
し、し、しまった~この日は、8月某日で夏ってあと少しじゃないか~
もっと早く知っていれば。。。
などと思いながらの入場となりました。

須磨水族館は、イルカショーも見れてなかなか面白い場所です。


また屋上の水槽では、ドクターフィッシュとか言われてる角質を食べてくれる魚がいますよね。
あれが展示されていて手を入れる事が出来ます。
まんぷくが手を入れると大量に集まってくる魚。。。
角質が多いのか。。。はたまた食生活が優良で角質も美味しいのか。。。
この水槽には、足は入れないでと書いてありました。
足も入れれるなら。。。
これだけで入場料くらいの価値があるかも知れません。

この展示の側には、ネムリブカのタッチが出来る水槽もあり楽しめます。
本当にサメ肌ですからね~

夏の週末には、ナイト展示も行っていてナイトのイルカショーや暗くなった水槽を小さなライトで照らしながら魚を探すのも楽しめます。
昼間元気に動いている魚は、夜眠るのでそれを探すのも楽しいものです。
逆にイセエビなどは、元気にウロウロ歩いておりました。

夏の水族館は、なかなか涼しく感じるし良い場所ですね。

折角無料で入場出来るのだからと9月頭の休日にも行って楽しみました。

その他花火大会には、天神祭り、京都笠置、岡山日生に行ってきました。
個人的は、日生の花火大会は海で上がり港側から見える事もあり迫力ある花火をのんびり楽しめました。


皆様~夏を楽しまれましたか?

2012年8月19日日曜日

ノルマ達成~

昨日は、ゲリラ豪雨で周辺でも雷がピカピカゴロゴロしておりました。
そんな訳で今朝は、やや涼しいかなと思う朝でした。

今年1年で新しいキノコを10種類食べると言う目標もあと一つなりました。
そしてめでたく達成したそのキノコは、ホオベニシロアシイグチと言うキノコです。


当初、ポルチーニの親戚のようなヤマドリタケモドキと言うキノコを食べたくて始めたキノコ探索ですが。。。
イグチの仲間である事は、傘の裏がスポンジ状の小さな穴である事で判断出来るの簡単なのですが。。。
ここから先に何と言うイグチであるのかを判断するのは、とても難しい事が判明しました。

とは言え。。。中には特異な色などの種類もあり。。。
その種類をターゲットにする事にしました。

このキノコも採集したのは、7月の事でしたが。。。
白い柄に隆起した網目模様で傘裏を傷付けると褐色に変色する事で調べれば解るだろうと持ち帰りました。

家で図鑑を手に調べたところホオベニシロアシイグチである事が解りました。
図鑑でも食となっていたので食べてみる事にしました。


イグチの仲間は、美味しいのが多いので。。。
シンプルに柄にハムを巻いて焼いた品と傘を塩胡椒で焼いてみました。
(写真上です)
アカヤマドリとエノキとシシトウも焼いてあります。

これもなかなか美味しいです。
流石イグチの仲間です。

現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケ、アンズタケ、ベニウスタケ、ホオベニシロアシイグチでした。
ノルマ達成です。
このペースで行くと20種類いけるかも。。。
と言う事で20種類を目標に年内頑張ろうと思います。

2012年8月8日水曜日

チタケ冷麦に誘われて~

この前に作ったチチタケを使ったチタケ冷麦は、とても美味しくまた食べたくなる味でした。
翌週も生えていた場所に行ったのですが、古く腐りかけの固体が3つほどで収獲なしでした。
は~今年は、もう食べれないのかな~と諦めていましたが。。。

更に翌週に発見です~
やったー、またチタケ冷麦が食べれる~

しかもチリメンチチタケと言うおニューきのこも発見です。


チチタケに似ていて違いは、傘の色合いが少しセピア色風と言う事と傘の縁がチリメン状のしわになる事です。
乳液は、白から褐色に変色するのでチチタケと同じです。
乳液の味にやや渋味を感じないかと思います。
チチタケは、やや渋い感じがします。
図鑑では、チチタケの亜種として紹介しているのもあるようなのでカウントしない事にしますが。。。
こちらもチチタケ同様良いだしが出ました。
煮た後の歯ごたえは、チチタケより柔らかい感じです。

チタケ冷麦を再度味わい満足なまんぷくでした。


チタケ冷麦用のだし調理中です~(チリメンチチタケ、アイタケ、イロガワリ入り)

2012年8月1日水曜日

ジローラモ。。。じゃなくてジロール!

前回までが、週末2日間の収獲だったのですが。。。
きのこ狩りで初の大量?だったように思います。

翌週は、空振りに終わったのですが。。。
更に翌週は、また収獲に恵まれました。

今回収獲したのは、ヨーロッパで広く好まれるキノコで。。。
名前をジローラモ。。。
じゃなくてジロールと呼ばれているそうです。

日本では、アンズタケと呼ばれています。
名前の通りアンズのような香りのする見つけた時から美味しそうなキノコです。

ヨーロッパでは、クリーム系のソースなどに使われているようです。
色が、黄色で綺麗な事もクリームソースに使われる要因かも知れないですね。

このキノコは、間違いやすいキノコも無いだろうと思っていたのですが。。。
ありました。。。
同じ黄色でひだの感じが、違うヒロハアンズタケ(食毒不明)と言うのが。。。
この時にアンズタケと共に収獲しておりましたが。。。
形が、変だなと思っていたので家で調べたところヒロハハンズタケだったようです。
このキノコもまたアンズのような良い香りがありとても紛らわしいものです。
あぶない~あぶない~(汗)

更にアンズタケと同じようなキノコも同時に収獲したのですが。。。
どうも色が、違います。
こちらは、赤色。
これは、別の種類だなって事で家で探すと見つかりました~
ベニウスタケと言うようです。
こちらは、食べれるようです。

こちらも柑橘系の良い香りです。

(上がベニウスタケ、下がアンズタケです)

香りと色を活かすには、さっと茹でてサラダとお吸い物に入れてみる事にしました。

サラダには、1分程度茹でただけのアンズタケなどをトッピングしてみました。


まだ少し香りも残っていて色も抜けていないので簡単に食べるならこれが楽ですね。

ただキノコの味を引き出しているかと言うとまだまだのようにも思います。

続いてお吸い物の具ですが、こちらも煮すぎないのがポイントで。。。
キノコの香りも残っていてなかなか楽しめる調理法です。

さらにオムレツにアンズタケのクリームソースをかけてみました。


これは、かなり美味しいです。

このキノコは、比較的沢山生えるので運良く出会えれば収獲に恵まれますので。。。
いろいろな調理にチャレンジ出来ます。

現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケ、アンズタケ、ベニウスタケでした。
残り1種でノルマ達成です。

2012年7月23日月曜日

きのこシーズン到来4~

まだまだ週末の収獲は、続いたのでした。

今回は、夏に見たいなと思っていたアイタケと言うきのこです。


このきのこは、緑の傘なので色合いも綺麗かなと思って探していました。
すると大きめのベニタケ科のシルエットが遠くに見えました。
ベニタケ科も夏に沢山生えるきのこで食べれる種類もいくつかあります。
チチタケもベニタケ科チチタケ属のきのこなんです。
この科の特徴は、きのこの体を構成する菌糸が球状なんです。
と言ってもそれで?って感じですよね。
一般的には、きのこの体を構成する菌糸は、糸状なんです。
ですからきのこの柄の部分を裂くと繊維っぽい感じがすると思います。
ところが、ベニタケ科のきのこだと裂こうとするとぼろぼろに壊れます。
裂いた断面も綺麗になりません。
これが大きな特徴なんですが。。。
名前の通りベニタケですから傘の色がカラフルなきのこが多いのです。
昨年食べたカワリハツもベニタケの仲間でした。

このアイタケですが、傘の色が緑でまだらになったようなガラです。
他に間違いそうなきのこは、無いでしょう。

このきのこは、比較的並ぶように沢山生えるようで見つけると収獲も多くなります。
またベニタケの中では、比較的大きな種で傘も12cm前後のようです。

アイタケは、ぱさぱさしているので汁の具が定番だと思います。
甘酢あんのソースの具にする事にしました。
夏は、お酢でさっぱりさせると美味しく食べれますからね。

と言う事でメニューは、豆腐ステーキのきのこ甘酢あんかけです。
入っているきのこは、アイタケ、チチタケ、アカヤマドリです。



現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケでした。
残り3種でノルマ達成です。

こりゃ今月で10種類行くかもな~

2012年7月18日水曜日

きのこシーズン到来3~

さらに週末の収獲は、続きました。
帰りのかばんの重いのは、初めての経験でした。

今回も夏に食べたいと狙っていたきのこを発見しました。
名前をアカヤマドリと言います。
私が、きのこ狩に夢中になって食べたいと願っているきのこにヤマドリタケモドキがあります。
このきのこは、ポルチーニの親戚のようなきのこでとても美味しいそうです。
このきのこも夏に収獲したいきのこなんですが、まだ綺麗な虫に食べられていないのに出会っていないので。。。
食べていないのですが。。。
このヤマドリタケモドキと言うきのこは、イグチ科のきのこなんですが。。。
特徴は、傘の裏がスポンジのように小さな穴の開いた形をしています。

このイグチの仲間にアカヤマドリと言うのもいます。
名前からカラフルな感じを受けるでしょうか?


最初に見つけたのが、なかなかの大物ではっと息を呑む状態でした。
ひとつで1キロくらいは、超えている重さ。。。
これは、大物です~。
喜んで収獲し更に歩き進めると。。。
更にもう1つ同じきのこを発見です。
今回は、2本の収獲でウハウハとなりました。

アカヤマドリは、どうやって食べようかと思い図鑑などを調べると。。。
傘の肉を茹でて刺身風とありましたのでこれを作ってみる事にしました。

刺身蒟蒻も添えて盛り付けてみました。


この刺身は、柔らくつるっとした食感でなかなかおつな感じです。
香りは、あまり感じません。
このきのこは、食感と旨みを楽しむきのこのようです。
汁物の具にも良さそうです。

これで5つ目と思っていったら。。。
一つカウント忘れていました。。
現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、アカヤマドリでした。
残り4種でノルマ達成です。

2012年7月13日金曜日

きのこシーズン到来2~

とにかくこの週末は、きのこに恵まれました。
前回チチタケと同じ日に収獲したきのこです。

名前をツチナメコと言います。
名前にナメコと入っていますがナメコの親戚ではないです。


このきのこは、オキナタケと言うきのこの仲間なんです。
おきなとは、翁の事で年寄の男性を意味します。
では何故オキナタケと言う仲間がいるのでしょう?
それは、この仲間が傘の表面にしわがあるためです。

しわがあり茶系の傘である事。
柄の部分につばと言う白い輪を持ち。
この輪に溝があったのでツチナメコである事が判明しました。
食べれるきのこです。
狙っていたきのこでは、無かったのですが。。。
見つけたので食べてみる事にしました。
図鑑などの情報によると味覚レベルは、そう高くないようです。

どうやって食べようかと思案した結果~
まずは素焼きで塩コショウで味わう事にしました。


きのこ本来の味を確認しないとね。
味は、少し土臭い匂いがありました。
しかし食感は、しゃきしゃきして悪くありません。
この匂いを気にならないように調理するのが、得策のようです。

そこで作ったのが、いろいろきのこのニンニクスパゲッティーです。


ツチナメコ以外にもアカヤマドリとアイタケ(この後のブログで登場予定)を入れて作りました。
結果は、成功です。
土臭い匂いもニンニクに消されています。
これは、なかなか美味しいです。

野生のきのこは、市販品ほど万能の調理に向かない物が多くその特性を理解して調理する事が重要に思えます。
野生のきのこを採取して命を頂くのですから美味しく頂きたいものですよね。

これで4つ目となりました。
残り6種でノルマ達成です。

2012年7月10日火曜日

きのこシーズン到来~

梅雨の間も比較的気温が低くすごしやすい日が多かったからか夏のきのこが少なかったのですが。。。
気温も上がってきて爆発的に夏のきのこが出てきました。

そんな中狙っていた夏のきのこその1をゲットしました。

そのきのこは、赤オレンジ色のきのこです。
名前をチチタケと言います。






名前から解るように乳液のような白い液体が傷ついた部分から多量に出てきます。

このきのこは、栃木の方でチタケと呼ばれているようです。
そしてチタケうどんと言うメニューが、郷土料理のようです。


チチタケをゲットした時には、始めにこれを作ろうと決めていました。

現地では、チチタケを茹でてだしが出たところに醤油で味付けするようですが。。。
私は、うどんだしを薄めに作ってからきのこを煮出す事にしました。
チチタケは、傷つけると乳が出るので丸ごと煮てから後で細かく切る事にしました。
この調理は、正解で煮てしまえば乳も出ないし弾力も出て壊れにくくなりました。

ここで冷麦を茹でて冷たい麺としてぶっかけ風に食する事にしました。
大根おろしを添えてのチタケ冷麦は、格別な味でした。
今まで食べたベニタケの仲間では、一番だしが出ているように思います。

これは旨い~

これで今年3つ目となりました。
残り7種類~

2012年6月28日木曜日

6月も終わりが近いですが

皆様お元気ですか?
今年の梅雨は、気温が低い日が多く過ごしやすいように思います。

と言うか気温が、低いからなのか夏のきのこの発生が少ないようです。
普段なら雨の後には、夏のきのこがそこら一面に生えるようなのですが。。。
じっくり探してやっと見つかるような感じです。

とは言え夏のきのこを食べるべく日々きのこ探索をしております。
さて今回の収穫物ですが、アカダマキヌガサダケと言います。






キヌガサダケと聞いて中華料理で食べた事のある方もいるかも知れないですね。
このきのこは、やや高級な中華料理でちょくちょく見かけます。

キヌガサダケには、アカダマキヌガサダケ、キヌガサダケ、ウスキキヌガサダケと言うのがいます。
どれも食べれるようです。

このキヌガサダケは、今までのきのこのような形をしていません。
通常しいたけのような傘の裏に歯状のひだのあるきのこは、成熟してここから胞子を下に落とす事で子孫を残していきます。
しかしこのきのこには、ひだがありません。
どうやって子孫を残すのか?
このきのこの頭の黒い部分にブレバと言うどろっとした液体が付いてあり強い匂いを発します。
その匂いに寄ってきたハエが体に付けて運ぶようです。

このようなきのこですから頭の黒い部分は、現地に捨ててくるのがベストでしょうかね。
ちなみに普通のキヌガサダケは、きのこから3~5mくらいの場所でもかなり臭く糞のような匂いのようです。
これはたまらん~息を止めて獲物をゲットして退散しないといけないですね。

さてアカダマキヌガサダケは、南国のフルーツの腐ったような香りで上記の物よりまだ良い香りと言えます。
とは言えハエにたかられるのは、嫌なので頭の部分を取ってから持って帰ってきました。
そうそうアカダマと言うのは、きのこが生えている卵の色が赤いところからの命名のようです。

ウスキキヌガサダケは、まだ見た事がないのですが。。。
どうやら高知県で食用として栽培実験が行われているようです。
一度栽培しているところを見てみたいものです。

このキヌガサダケを食べるにあたりやはり中華料理を念頭においてメニューを考えました。
通常干しキヌガサダケを使っているようなので家のベランダで干してから調理する事にしました。

高級中華では、フカヒレなどを詰めて蒸して餡をかけた料理が一般的かと思いますので。。。
上記を家庭で簡単アレンジメニューにしてみました。

と言う事でアカダマキヌガサダケの春雨とカニ蒲詰めあんかけです。



最後に生姜を入れて味を引き締めて餡にしました。
ちょっと豪華な一品に見えるでしょうか?

なかなか美味でしたが。。。
きのこ自体に味は、ないので。。。
スポンジのような食感を楽しむため汁の具にも良いよに思います。

もう少し気温が上がってくると夏のきのこパラダイスになるのですが。。。
そんな日が、来るのでしょうかね。
待ち遠しいかぎりです。