2012年7月23日月曜日

きのこシーズン到来4~

まだまだ週末の収獲は、続いたのでした。

今回は、夏に見たいなと思っていたアイタケと言うきのこです。


このきのこは、緑の傘なので色合いも綺麗かなと思って探していました。
すると大きめのベニタケ科のシルエットが遠くに見えました。
ベニタケ科も夏に沢山生えるきのこで食べれる種類もいくつかあります。
チチタケもベニタケ科チチタケ属のきのこなんです。
この科の特徴は、きのこの体を構成する菌糸が球状なんです。
と言ってもそれで?って感じですよね。
一般的には、きのこの体を構成する菌糸は、糸状なんです。
ですからきのこの柄の部分を裂くと繊維っぽい感じがすると思います。
ところが、ベニタケ科のきのこだと裂こうとするとぼろぼろに壊れます。
裂いた断面も綺麗になりません。
これが大きな特徴なんですが。。。
名前の通りベニタケですから傘の色がカラフルなきのこが多いのです。
昨年食べたカワリハツもベニタケの仲間でした。

このアイタケですが、傘の色が緑でまだらになったようなガラです。
他に間違いそうなきのこは、無いでしょう。

このきのこは、比較的並ぶように沢山生えるようで見つけると収獲も多くなります。
またベニタケの中では、比較的大きな種で傘も12cm前後のようです。

アイタケは、ぱさぱさしているので汁の具が定番だと思います。
甘酢あんのソースの具にする事にしました。
夏は、お酢でさっぱりさせると美味しく食べれますからね。

と言う事でメニューは、豆腐ステーキのきのこ甘酢あんかけです。
入っているきのこは、アイタケ、チチタケ、アカヤマドリです。



現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、
アカヤマドリ、アイタケでした。
残り3種でノルマ達成です。

こりゃ今月で10種類行くかもな~

2012年7月18日水曜日

きのこシーズン到来3~

さらに週末の収獲は、続きました。
帰りのかばんの重いのは、初めての経験でした。

今回も夏に食べたいと狙っていたきのこを発見しました。
名前をアカヤマドリと言います。
私が、きのこ狩に夢中になって食べたいと願っているきのこにヤマドリタケモドキがあります。
このきのこは、ポルチーニの親戚のようなきのこでとても美味しいそうです。
このきのこも夏に収獲したいきのこなんですが、まだ綺麗な虫に食べられていないのに出会っていないので。。。
食べていないのですが。。。
このヤマドリタケモドキと言うきのこは、イグチ科のきのこなんですが。。。
特徴は、傘の裏がスポンジのように小さな穴の開いた形をしています。

このイグチの仲間にアカヤマドリと言うのもいます。
名前からカラフルな感じを受けるでしょうか?


最初に見つけたのが、なかなかの大物ではっと息を呑む状態でした。
ひとつで1キロくらいは、超えている重さ。。。
これは、大物です~。
喜んで収獲し更に歩き進めると。。。
更にもう1つ同じきのこを発見です。
今回は、2本の収獲でウハウハとなりました。

アカヤマドリは、どうやって食べようかと思い図鑑などを調べると。。。
傘の肉を茹でて刺身風とありましたのでこれを作ってみる事にしました。

刺身蒟蒻も添えて盛り付けてみました。


この刺身は、柔らくつるっとした食感でなかなかおつな感じです。
香りは、あまり感じません。
このきのこは、食感と旨みを楽しむきのこのようです。
汁物の具にも良さそうです。

これで5つ目と思っていったら。。。
一つカウント忘れていました。。
現在、ハルシメジ、サケツバタケ、アカダマキヌガサダケ、チチタケ、ツチナメコ、アカヤマドリでした。
残り4種でノルマ達成です。

2012年7月13日金曜日

きのこシーズン到来2~

とにかくこの週末は、きのこに恵まれました。
前回チチタケと同じ日に収獲したきのこです。

名前をツチナメコと言います。
名前にナメコと入っていますがナメコの親戚ではないです。


このきのこは、オキナタケと言うきのこの仲間なんです。
おきなとは、翁の事で年寄の男性を意味します。
では何故オキナタケと言う仲間がいるのでしょう?
それは、この仲間が傘の表面にしわがあるためです。

しわがあり茶系の傘である事。
柄の部分につばと言う白い輪を持ち。
この輪に溝があったのでツチナメコである事が判明しました。
食べれるきのこです。
狙っていたきのこでは、無かったのですが。。。
見つけたので食べてみる事にしました。
図鑑などの情報によると味覚レベルは、そう高くないようです。

どうやって食べようかと思案した結果~
まずは素焼きで塩コショウで味わう事にしました。


きのこ本来の味を確認しないとね。
味は、少し土臭い匂いがありました。
しかし食感は、しゃきしゃきして悪くありません。
この匂いを気にならないように調理するのが、得策のようです。

そこで作ったのが、いろいろきのこのニンニクスパゲッティーです。


ツチナメコ以外にもアカヤマドリとアイタケ(この後のブログで登場予定)を入れて作りました。
結果は、成功です。
土臭い匂いもニンニクに消されています。
これは、なかなか美味しいです。

野生のきのこは、市販品ほど万能の調理に向かない物が多くその特性を理解して調理する事が重要に思えます。
野生のきのこを採取して命を頂くのですから美味しく頂きたいものですよね。

これで4つ目となりました。
残り6種でノルマ達成です。

2012年7月10日火曜日

きのこシーズン到来~

梅雨の間も比較的気温が低くすごしやすい日が多かったからか夏のきのこが少なかったのですが。。。
気温も上がってきて爆発的に夏のきのこが出てきました。

そんな中狙っていた夏のきのこその1をゲットしました。

そのきのこは、赤オレンジ色のきのこです。
名前をチチタケと言います。






名前から解るように乳液のような白い液体が傷ついた部分から多量に出てきます。

このきのこは、栃木の方でチタケと呼ばれているようです。
そしてチタケうどんと言うメニューが、郷土料理のようです。


チチタケをゲットした時には、始めにこれを作ろうと決めていました。

現地では、チチタケを茹でてだしが出たところに醤油で味付けするようですが。。。
私は、うどんだしを薄めに作ってからきのこを煮出す事にしました。
チチタケは、傷つけると乳が出るので丸ごと煮てから後で細かく切る事にしました。
この調理は、正解で煮てしまえば乳も出ないし弾力も出て壊れにくくなりました。

ここで冷麦を茹でて冷たい麺としてぶっかけ風に食する事にしました。
大根おろしを添えてのチタケ冷麦は、格別な味でした。
今まで食べたベニタケの仲間では、一番だしが出ているように思います。

これは旨い~

これで今年3つ目となりました。
残り7種類~